【新型コロナ】マスク不足を受け、布マスク生産/サンヨーソーイング(七戸)

布マスクの製造が行われているサンヨーソーイングの工場=30日、七戸町
布マスクの製造が行われているサンヨーソーイングの工場=30日、七戸町
七戸町荒熊内の縫製業「サンヨーソーイング」(浪江秀樹社長)は、新型コロナウイルスの感染拡大によるマスク不足を受け、布マスク作りに取り組んでいる。これまで培ってきた縫製技術を生かし、4月中旬から企業などからの受託製造をしている。 同社は、世界.....
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 七戸町荒熊内の縫製業「サンヨーソーイング」(浪江秀樹社長)は、新型コロナウイルスの感染拡大によるマスク不足を受け、布マスク作りに取り組んでいる。これまで培ってきた縫製技術を生かし、4月中旬から企業などからの受託製造をしている。[br] 同社は、世界の有名ブランドのコートの縫製を手掛ける専門工場。自社製品や、相手先ブランドによる生産(OEM)を手掛けている。[br] 現在は通常業務を行いながら、スタッフ5人が企業から受注のあった布マスク約2000枚を製造中。ゴムなどの材料調達が難しくなっている中で、耳部分をひも状の布で長さを調節できるように工夫。30日は、スタッフがミシンを使いながら、一つ一つ丁寧に仕上げていた。[br] 今後は行政などからの相談にも応じる方針。浪江社長は「医療や行政の現場などで、少しでも地域に貢献したい」と話した。 製造依頼などは、サンヨーソーイング=電話0176(62)2011=へ。布マスクの製造が行われているサンヨーソーイングの工場=30日、七戸町