【新型コロナ】旅館ホテル業組合が市に陳情書提出/十和田

小山田久市長(手前)に陳情書を提出する下山勝組合長=28日、十和田市
小山田久市長(手前)に陳情書を提出する下山勝組合長=28日、十和田市
新型コロナウイルスの影響による経営難を受け、十和田市旅館ホテル業組合(下山勝組合長)は28日、市に対し、独自の支援対策を求める陳情書を提出した。 同組合は市中心部の5事業者、六戸町の3事業者、三沢市の1事業者で構成している。 陳情では「業界.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 新型コロナウイルスの影響による経営難を受け、十和田市旅館ホテル業組合(下山勝組合長)は28日、市に対し、独自の支援対策を求める陳情書を提出した。 同組合は市中心部の5事業者、六戸町の3事業者、三沢市の1事業者で構成している。[br] 陳情では「業界の被害は個々の力では乗り切ることができない」と強調し、▽特別貸付制度の創設▽固定資産税の減免▽マスクや消毒液の安定供給▽温泉使用料や上下水道料金の減免▽事態終息後の観光振興策の実施―の5項目を要望。[br] 固定資産税や上下水道料金などの減免については、市は焼山、十和田湖畔地区の観光事業者を対象に行うことを決めており、同組合は市中心部の宿泊業者にも対象を拡大するよう求めている。[br] この日は下山組合長ら3人が市役所を訪れ、小山田久市長と非公開で会談した。会談後の取材に、下山組合長は「市としては現状のままとのことだったが、焼山や湖畔地区と市中心部を線引きせず、全体を支援してほしい」と話した。小山田久市長(手前)に陳情書を提出する下山勝組合長=28日、十和田市