【新型コロナ】イベント中止相次ぐ 久慈秋まつりは規模縮小

新型コロナウイルスの感染予防のため、北奥羽地方で20日、まつりやイベントの中止、規模縮小などの決定が相次いだ。 久慈秋まつり山車運行部会は9月17日~20日に予定していた今年のまつりについて、山車とみこしの参加を見送ると決めた。前夜祭や合同.....
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 新型コロナウイルスの感染予防のため、北奥羽地方で20日、まつりやイベントの中止、規模縮小などの決定が相次いだ。 久慈秋まつり山車運行部会は9月17日~20日に予定していた今年のまつりについて、山車とみこしの参加を見送ると決めた。前夜祭や合同運行は中止となり、神社の神事のみ実施される見通し。5月の実行委員会総会で正式決定する。  例年は5月の連休明けから山車制作が本格化するが、本町組の岸里隆志組頭は「悔しいの一言。笛吹きや太鼓を楽しみにしていた子どもたちに申し訳ない」と語った。  三沢市商工会は主催する今年の三沢まつり(8月20~23日)の中止を決めた。中止は1968年に現在の名称に変わって以降、初めて。同じく商工会が主催するみさわ七夕まつり(7月24~26日)も中止する。  三沢まつり祭典委員長を務める竹林秋雄会長は「残念という思いだ。長く祭りに関わってきたが、このような場面に出くわしたことはない。本当に悔しい」と無念さをにじませた。  南部町も8月10日に同町すみやの河川公園で開催を予定していた「南部まつり」の中止を決定した。  このほか、階上町は7月18、19の両日に同町の小舟渡海岸で開催予定だった「はしかみいちご煮祭り」を中止することを決めた。また、洋野町種市のアグリパークおおさわの「春の感謝まつり」(5月5日)も開催を見送ることにした。