【新型コロナ】三村知事に経済対策など要望/自民など各政党

青森県内の各政党からの要望に対し、所感を述べる三村申吾知事=20日、県庁
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、青森県内の各政党が20日、それぞれ県に対し、経済対策などを要望した。三村申吾知事は「人材も財務も思い切って使わせてほしい」と述べ、資源をフル活用して対応に当たる考えを示した。  中小企業の資金繰りでは利子.....
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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、青森県内の各政党が20日、それぞれ県に対し、経済対策などを要望した。三村申吾知事は「人材も財務も思い切って使わせてほしい」と述べ、資源をフル活用して対応に当たる考えを示した。  中小企業の資金繰りでは利子や信用保証料に関する事業者負担をゼロとする国の方針が示されることを踏まえ、対象から漏れる事業者を県独自に支援する考えも示した。  要望したのは自民党県連、公明党県本部と県議会公明・健政会、国民民主党県連、立憲民主党県連。  自民県連は、検査態勢の拡充や終息後の大規模な回復策の検討などを提示。約344億円ある県の財政調整基金の大幅な取り崩しも求めた。 公明県本部と公明・健政会は、県外から移動してくる人への水際対策強化や事業者支援の分かりやすい周知広報を要望。  国民県連は農林・畜産・水産物への影響額を調査した上で、国に生産者への支援を求めることなどを盛り込んだ。  それぞれに応対した三村知事は「引き続き感染拡大防止に万全を期すと共に地域経済、県民生活への影響を最小限に食い止めるよう全力を尽くす」と述べた。