【緊急事態宣言】新学期つかの間、休校に生徒困惑/青森県立校

新型コロナウイルスの非常事態宣言を巡り、青森県教委が各県立高校に一斉休校を要請した17日、多くの学校が休校や分散登校の措置を決めた。ようやく始まった新学期もつかの間、突然、学校生活を制限されることになった生徒たちからは「勉強が遅れてしまわな.....
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 新型コロナウイルスの非常事態宣言を巡り、青森県教委が各県立高校に一斉休校を要請した17日、多くの学校が休校や分散登校の措置を決めた。ようやく始まった新学期もつかの間、突然、学校生活を制限されることになった生徒たちからは「勉強が遅れてしまわないか心配」「部活動がやりたい」など困惑の声が上がった。[br] 「勉強はあまり好きじゃないけど、学校に行きたいし、部活もしたい」。八戸市内の県立高校に通う2年生の女子生徒は、突然の休校に動揺ぎみ。女子生徒の学校は20日から休校となる予定で、友人とは「また会う日まで元気でいよう、と声を掛け合った。休校期間中、暇だろうし、寂しくなる」と肩を落とした。[br] 高校最後の1年が波乱のスタートとなった3年生。同市内の県立高校の女子生徒(17)は「受験生なので勉強のことが心配」、同級生の女子生徒(18)は「高校総体が開催されるかどうかが一番気になる」と今後に不安を募らせた。[br] 市内の女子生徒(16)が通う私立高校も休校が決定。「新しく習ったことを忘れてしまいそう。部活動でも、みんなと練習できない日々がいつまで続くのだろう」と嘆いた。[br] 一方、分散登校を決めた市内の県立高校の男子生徒は「学校は来週からもあるが、授業の時間が減ってしまうのは心配」と複雑な心境を明かした。