【緊急事態宣言】5月6日まで小中学校一斉休校/八戸など県南5市町

新型コロナウイルスの感染増加に伴う、国の緊急事態宣言の対象拡大を受け、青森県南地方では17日、八戸市など5市町が公立小中学校を5月6日まで、一斉休校とする方針を示した。他の自治体も今後、対応を検討する。 新たに休校を決めたのは八戸市、十和田.....
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 新型コロナウイルスの感染増加に伴う、国の緊急事態宣言の対象拡大を受け、青森県南地方では17日、八戸市など5市町が公立小中学校を5月6日まで、一斉休校とする方針を示した。他の自治体も今後、対応を検討する。[br] 新たに休校を決めたのは八戸市、十和田市、むつ市、階上町、六戸町。八戸と階上は17日まで、十和田と六戸は26日まで独自に休校措置を取っており、これを事実上延長する。八戸と階上は20日から、むつは21日から。[br] 八戸市教委は20日を一斉出校とし、児童生徒へ課題配布や連絡事項の伝達を行うほか、小中野小と小中野中では開催を見送っていた始業式と入学式を実施する。休校期間中の学童保育については、午前中に小学校、午後に放課後児童クラブで登録児童を預かる方針を示しつつ、可能な限り児童の外出を控えるよう保護者に要請する。[br] 17日に市庁で会見した伊藤博章教育長は「20日の学校再開を心待ちにしていた子どもたちを思うと忍びないが、全国規模の宣言という重要性に鑑み、命を守るのが教育の最優先事項と考えた」と説明。[br] 一方、休校期間中の学童保育については「(閉鎖すると)共働き世帯の保護者には大変な負担になり、外界との完全なシャットアウトも現実的ではない。利用する児童の健康に十分配慮する」として理解を求めた。[br] 県南では現在、七戸町と東北町が23日まで、五戸町が26日まで、独自の休校措置を取っている。