野田小児童、サケの稚魚を放流/「帰ってきてね」と元気に声掛け

稚魚を放流する野田小の児童
稚魚を放流する野田小の児童
野田村立野田小(吉田久美子校長)の2年生29人が15日、村内の安家川下流で、サケの稚魚を放流した。児童たちは「帰ってきてね」と元気に声を掛け、稚魚の成長を願った。 同小では、6年生でサケについて学習し、村内産のサケを献立にした給食会も開催し.....
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 野田村立野田小(吉田久美子校長)の2年生29人が15日、村内の安家川下流で、サケの稚魚を放流した。児童たちは「帰ってきてね」と元気に声を掛け、稚魚の成長を願った。[br] 同小では、6年生でサケについて学習し、村内産のサケを献立にした給食会も開催している。サケの多くは4年後に帰ってくるため、村は毎年、2年生児童による稚魚放流を企画している。[br] サケの採卵やふ化事業を手掛ける下安家漁協(島川良英組合長)が協力。児童たちは放流に先立ち、島川組合長や岩手県県北広域振興局の職員からサケの生態を学び、同漁協のふ化場を見学した。[br] その後、体長5センチほどに成長した稚魚が入ったバケツを受け取り河川敷へ。川面にバケツをそっと近づけ、勢いよく泳ぎだす稚魚を見送っていた。[br] 星野響揮(ひびき)君は「稚魚はあんなに小さいのに、川の流れに負けずに頑張って泳いでいてすごい」と感動した様子だった。稚魚を放流する野田小の児童