大学生の消防団員誕生 佐々木さん「自分の力が地域の役に立てば」/三戸

三戸町消防団に入団した現役大学生の佐々木大地さん。身長180センチ超のラガーマンで、「体力には自信がある」と話す
三戸町消防団に入団した現役大学生の佐々木大地さん。身長180センチ超のラガーマンで、「体力には自信がある」と話す
三戸町消防団(百沢俊昭団長)に本年度、大学生の団員が誕生した。同町川守田地区在住の佐々木大地さん(22)=八戸学院大4年=は、「自分の力が地域の役に立てば」として地元の第4分団に入団。高校時代から続けるラグビーで培った体力とチームワークを生.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 三戸町消防団(百沢俊昭団長)に本年度、大学生の団員が誕生した。同町川守田地区在住の佐々木大地さん(22)=八戸学院大4年=は、「自分の力が地域の役に立てば」として地元の第4分団に入団。高校時代から続けるラグビーで培った体力とチームワークを生かし、「ワンチーム」の一員として地域を守る。[br] 佐々木さんは大学でもラグビー部に所属。同部は「地域で愛されるチーム」を目指して地域貢献活動に励んでおり、佐々木さんも小学校でのタグラグビー教室などに参加してきた。[br] そんな折、第4分団から入団の誘いを受け、「地域のため、自分もできることをやりたい」と快諾した。水梨実分団長(58)は、「団員が少ない中、活動の意義を理解して入ってくれたことに感謝している。即戦力として頑張ってほしい」とエールを送る。[br] 同町消防団の団員数は近年、減少傾向にある。本年度(4月1日現在)は新入団員6人を入れて427人で、定員の470人を割り込んでいる。百沢団長は、「若い団員が入ることで組織が活性化する。現役の大学生の加入が今後の団員増加につながってくれたら」と期待する。[br] 12日は町民体育館で辞令交付式があり、佐々木さんも水梨分団長とともに参加。辞令を受け取り、「これから先輩の団員に指導を受け、一つ一つ活動を覚えていきたい」と力を込めた。三戸町消防団に入団した現役大学生の佐々木大地さん。身長180センチ超のラガーマンで、「体力には自信がある」と話す