被告側、請求棄却求める/青森県議海外視察費訴訟

2018年10月、弘前市選出の岡元行人青森県議(自民)が公費でフィンランドを視察したのは不当な支出として、市民団体の弘前市民オンブズパーソン(葛西聡代表)が三村申吾知事に対し、県議に約60万円の支払いを請求するよう求めた訴訟の第1回口頭弁論.....
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 2018年10月、弘前市選出の岡元行人青森県議(自民)が公費でフィンランドを視察したのは不当な支出として、市民団体の弘前市民オンブズパーソン(葛西聡代表)が三村申吾知事に対し、県議に約60万円の支払いを請求するよう求めた訴訟の第1回口頭弁論が27日、青森地裁(飯畑勝之裁判長)であった。被告側は請求棄却を求める答弁書を提出し、争う構えを示した。次回は5月22日。[br] 訴状によると、18年10月22~27日までの間、岡元県議が木製品の高付加価値化や質の高い教育に関する調査を目的にフィンランドを訪問。しかし、同団体は「報告書は具体性に欠け、派遣目的を達成できたのか見て取ることができない」などと訴えている。