むつ市とむつビルメンテナンス協組が災害避難所の環境衛生協定締結

協定を調印した宮下宗一郎むつ市長(左)と畑中祐美子理事
協定を調印した宮下宗一郎むつ市長(左)と畑中祐美子理事
むつ市とむつビルメンテナンス協同組合(成田一哉代表理事)は11日、「災害時における避難所の環境衛生業務の支援に関する協定」を締結した。市が災害時に開設する避難所で、同組合を構成する市内4社の社員が清掃や消毒業務などを担い、生活環境の維持に努.....
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 むつ市とむつビルメンテナンス協同組合(成田一哉代表理事)は11日、「災害時における避難所の環境衛生業務の支援に関する協定」を締結した。市が災害時に開設する避難所で、同組合を構成する市内4社の社員が清掃や消毒業務などを担い、生活環境の維持に努める。[br] この他の業務としては、移動式給水車などの給水設備の清掃、飲料水や簡易入浴所浴槽水の水質検査などを想定。今後、市の総合防災訓練でも連携し、実効性の向上を図る。[br] 同日は市役所で協定締結式が行われ、宮下宗一郎市長と同組合の畑中祐美子理事が協定書を取り交わした。[br] 宮下市長は東日本大震災発生時、3日間で1642人の避難があったことに触れ、「いつ災害が起こるか分からない時代。昨今は避難所で体調を崩す人も多いと聞いており、衛生管理の対応は心強く思っている」と強調。[br] 畑中理事は「避難生活はストレスがたまる。衛生管理された状態だとメンタル面に与える影響も違うと思うので、お役に立てるよう頑張りたい」と語った。協定を調印した宮下宗一郎むつ市長(左)と畑中祐美子理事