経営強化計画、2指標で目標達成/みち銀

みちのく銀行(藤澤貴之頭取)は3日、第4次経営強化計画(2018年4月~21年3月)に基づき19年9月期の履行状況を公表した。主要4指標のうち、中小企業向け貸出残高・比率と経営改善支援割合は計画値を達成。一方、収益性を示すコア業務純益と業務.....
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 みちのく銀行(藤澤貴之頭取)は3日、第4次経営強化計画(2018年4月~21年3月)に基づき19年9月期の履行状況を公表した。主要4指標のうち、中小企業向け貸出残高・比率と経営改善支援割合は計画値を達成。一方、収益性を示すコア業務純益と業務の効率性を示す業務粗利益経費率は、目標に届かなかった。[br] コア業務純益は、経費を2億円圧縮したものの、コア業務粗利益が計画に届かず計画を20億円下回る7億円だった。[br] 経費と利益の割合を示し、数値が低いほど良いとされる業務粗利益経費率は76・18%で、計画を3・34ポイント超過した。物件費が計画を下回ったことで経費は計画比で4億円圧縮したが、業務粗利益が計画を下回り比率が上昇した。[br] 中小規模事業者などへの信用供与残高は5366億円(計画比143億円増)、総資産に対する比率は24・79%(0・99ポイント増)。地域経済活性化への貢献状況を示す経営改善支援割合は11・50%(2・99ポイント増)だった。