【訃報】工藤堅太郎さん(元衆院、参院議員)

旭日中綬章受章時に喜びを語る工藤堅太郎さん=2013年4月
1993年から衆院議員を2期、2004年から参院議員を1期務めた工藤堅太郎(くどう・けんたろう)氏が24日午前11時半、慢性閉塞性肺疾患のため、盛岡市内の病院で死去した。78歳。旧種市町出身。自宅は洋野町種市第23地割87の2。葬儀は近親者.....
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 1993年から衆院議員を2期、2004年から参院議員を1期務めた工藤堅太郎(くどう・けんたろう)氏が24日午前11時半、慢性閉塞性肺疾患のため、盛岡市内の病院で死去した。78歳。旧種市町出身。自宅は洋野町種市第23地割87の2。葬儀は近親者のみで執り行う。会葬者の弔問受け付けは28日午後0時半~1時半、洋野町種市第18地割77、東海寺で。喪主は岩手県議の長男大輔(だいすけ)氏。[br][br] 青森県立八戸高―中央大卒。79年の岩手県議選で初当選し、4期務めた。93年、衆院旧岩手1区に新生党公認で初当選。2000年には自由党公認で、衆院比例東北で当選した。04年に民主党公認で参院比例代表に出馬、当選し、参院内閣委員長、党参院副会長などを歴任。道州制や食品の安全、少子化問題など幅広い分野で法案審議に努めた。13年、旭日中綬章を受章。[br][br] 長男の大輔氏は取材に「(生前の堅太郎氏は)日頃から、周囲に支えられて職務にまい進できたことに感謝していた」と述べた。[br][br] 達増拓也岩手県知事は25日の定例会見で「最後の中選挙区選挙、日本の政治をいわゆる55年体制からその後の改革の政治時代に転換する歴史的な選挙で初当選し、大変意義のある政治活動をされた。心からお悔やみ申し上げる」と語った。