【青森山田―青森北】昨年覇者、外国人選手軸に攻め貫く

2020年10月25日 8:00

【青森山田―青森北】前半２分、青森山田はハニテリ・ヴァイレアが先制トライを決め７―０とする＝新県総合運動公園球技場

青森山田が昨年の覇者の貫禄を見せた。強風に加え、相手の必死の守備もあって、得意のテンポの速い攻撃ができなかったが、外国人選手を軸にチーム一丸で攻めの姿勢を貫いた。櫻庭凜主将は「１人１人がやるべきことをきちんとやった」と胸を張った。　試合開始.....

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　青森山田が昨年の覇者の貫禄を見せた。強風に加え、相手の必死の守備もあって、得意のテンポの速い攻撃ができなかったが、外国人選手を軸にチーム一丸で攻めの姿勢を貫いた。櫻庭凜主将は「１人１人がやるべきことをきちんとやった」と胸を張った。[br][br]　試合開始直後、右サイドでパスを受けた３年のハニテリ・ヴァレイアが中央付近から独走し、トライ。「ラックで中央に相手が集まって、外側にスペースができた。仲間の力があっての得点」と笑顔を見せた。[br][br]　後半２６分にだめ押しの４トライ目を決めた３年の千葉健も「前が空いている状態でパスをもらったので、絶対抜けると思った」とチームプレーを強調した。[br][br]　一方、課題も見えた。試合全体を通してミスやペナルティーを連発。橋本高行監督は「相手のプレッシャーが速かった。フォワードとバックスが一体となった自分たちのラグビーができなかった」と反省を口にした。[br][br]　全国大会まで２カ月。櫻庭主将は「昨年の大会は後半に足が止まって競り負け、悔しい思いをした。スタミナを強化して、今年こそベスト１６入りし、応援してくれた人に恩返しをしたい」と意気込んでいた。【青森山田―青森北】前半２分、青森山田はハニテリ・ヴァイレアが先制トライを決め７―０とする＝新県総合運動公園球技場