実習船「青森丸」が出航 2カ月間、漁など励む/八戸水産高

航海実習へ向かう八戸水高の実習生を見送る保護者ら
航海実習へ向かう八戸水高の実習生を見送る保護者ら
青森県立八戸水産高(福嶋信校長)の水産工学科2年の34人、専攻科漁業科、同機関科18人ら計74人が乗り込んだ実習船「青森丸」(660トン)が3日、日本東部海域へ向けて出航した。実習生は2カ月間にわたってマグロはえ縄漁などに励む。 例年は米国.....
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 青森県立八戸水産高(福嶋信校長)の水産工学科2年の34人、専攻科漁業科、同機関科18人ら計74人が乗り込んだ実習船「青森丸」(660トン)が3日、日本東部海域へ向けて出航した。実習生は2カ月間にわたってマグロはえ縄漁などに励む。[br] 例年は米国ハワイ北西の公海などで実習するが、今回は新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、日本の領海内にとどまる。実習期間は例年より15日ほど短縮し、出航から2週間は八戸沖で健康観察を行う。[br] 期間中はマグロ漁の他に漁業生物・海洋調査、漁具製作などに取り組む。捕獲したマグロは神奈川県三崎港へ水揚げする予定。[br] 同日、八戸港白銀埠頭B岸壁で行われた出航式では、実習生代表の水産工学科2年平島平(ひとし)さん(17)が「少しでも成長した姿を見せられるように頑張りたい」と意気込みを述べた。式には在校生や保護者ら約200人が見送りに駆けつけ、実習の成功を願った。航海実習へ向かう八戸水高の実習生を見送る保護者ら