豊かな湧水環境知ろう/藤坂小(十和田)が自然環境学習

池にすむ生き物を調べる児童
池にすむ生き物を調べる児童
十和田市立藤坂小(俵藤晶校長)で9日、4年生23人を対象とした自然環境体験学習が開かれ、児童が地元の白上名水広場でのフィールドワークなどを通し、地元の豊かな湧水環境について理解を深めた。 市名水保全対策協議会(竹島勝昭会長)が毎年開き、今年.....
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 十和田市立藤坂小(俵藤晶校長)で9日、4年生23人を対象とした自然環境体験学習が開かれ、児童が地元の白上名水広場でのフィールドワークなどを通し、地元の豊かな湧水環境について理解を深めた。[br] 市名水保全対策協議会(竹島勝昭会長)が毎年開き、今年度はイオン環境財団(千葉市)の助成を受けて実施した。[br] 初めに同校体育館で学習会が開かれ、北里大獣医学部生物環境科学科の柿野亘講師が講演した。[br] 柿野講師は児童に、世界で湖の水が減少していることや、湧き水が出る仕組み、市内にはきれいな水が豊富にあることを紹介し、「湧き水を守ることは、私たちが生きるために必要なことだ」と呼び掛けた。[br] この後、児童は白上名水広場に移動し、青森県産業技術センター内水面研究所(同市)や地元住民の協力を受けて、水生生物調査を行った。[br] 児童は網を使って池にすむ生物を探し、キタノメダカやモツゴ、タイリクバラタナゴなどを見つけた。[br] 水辺の草むらでザリガニを見つけたという高森英(はな)さん(9)は、「この池には、いろいろな生き物がいる。今度はメダカを見つけてみたい」と話していた。池にすむ生き物を調べる児童