是川小で縄文世界遺産講座

三内丸山遺跡の土器を見学する子どもたち
三内丸山遺跡の土器を見学する子どもたち
青森県などが世界遺産登録を目指す「北海道・北東北の縄文遺跡群」について知ってもらうための講座がこのほど、八戸市立是川小(佐々木宏恵校長)で開かれ、同校の5、6年生約50人が同遺跡群の価値や魅力について理解を深めた。 講座は県の主催で、本年度.....
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青森県などが世界遺産登録を目指す「北海道・北東北の縄文遺跡群」について知ってもらうための講座がこのほど、八戸市立是川小(佐々木宏恵校長)で開かれ、同校の5、6年生約50人が同遺跡群の価値や魅力について理解を深めた。[br] 講座は県の主催で、本年度は県内の学校や団体を対象に10回程度開く予定。[br] 5日は、県世界文化遺産登録推進室の担当者が、世界遺産の概要や登録までの手順などを分かりやすく説明。続いて、岡田康博室長が「登録が実現すれば、縄文時代の時期としては初めてとなる」と意義を強調しつつ、同遺跡群を構成する是川石器時代遺跡(同市)以外にも、是川地区には多くの遺跡が存在することを伝えた。[br] 会場には、同遺跡群の一つである三内丸山遺跡(青森市)から実際に出土した土器や土偶、石器、木の実、魚の骨などが並べられ、子どもたちは当時の人々の暮らしや食生活に想像を巡らせていた。[br] 6年の外舘真斗まなと君(11)は、「自分が作ってみたことのある土器より、文様が複雑だったのが印象的だった。地元の遺跡ももっと知りたい」と意欲を見せた。三内丸山遺跡の土器を見学する子どもたち