東証大幅反落、362円安

 東京証券取引所
 東京証券取引所
 19日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅反落した。終値は前日比362円39銭安の2万8044円45銭。国内のコロナ感染状況悪化への懸念から売り注文が膨らんだ。

 平均株価は大型連休明け以降、荒い値動きが続いている。18日は600円近く上昇しており、反動で19日は朝方から幅広い銘柄に売りが出た。

 東証株価指数(TOPIX)は12・50ポイント安の1895・24。出来高は約11億6400万株。

 コロナ重症者の増加に歯止めがかからず、投資家心理を冷やした。沖縄県が緊急事態宣言の対象地域への追加を要請する方針を決め、経済活動の停滞拡大が不安視された。

 
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