「宇宙ワイン」1億円超 ISSで14カ月熟成

【ニューヨーク共同】競売大手クリスティーズは6日までに、国際宇宙ステーション(ISS)で14カ月熟成したフランス・ボルドー産の赤ワイン「ペトリュス2000」を直接交渉によるプライベートセール方式で発売したと発表した。米メディアによると、ボト.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 【ニューヨーク共同】競売大手クリスティーズは6日までに、国際宇宙ステーション(ISS)で14カ月熟成したフランス・ボルドー産の赤ワイン「ペトリュス2000」を直接交渉によるプライベートセール方式で発売したと発表した。米メディアによると、ボトル1本の売却価格は推定100万ドル(約1億900万円)。[br][br] 英BBC放送によると、ペトリュス2000の通常の価格は約6千ドル。[br][br] 2019年11月、無人補給機シグナスでISSに送られたボトル12本のうちの1本で、今年1月14日に帰還した。3月にボルドーで実施された分析では「色や香り、味の成分に顕著な違いが認められた」としている。[br][br] 植物がどのように宇宙の環境に適応するかを調べる研究の一環で、ワインに含まれるイースト菌やバクテリア、ポリフェノールの変化を見極める。収益は今後、同様の研究事業に使われる。