売上減の事業所に20万円 むつ市がコロナ経済対策

むつ市は28日、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえた経済対策を公表した。売り上げが減少した市内の計750事業所に20万円を給付するほか、ひとり親世帯に子ども1人当たり5万円を給付する。関連経費は4億6千万円で、財源は全額、国の交付金を充て.....
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 むつ市は28日、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえた経済対策を公表した。売り上げが減少した市内の計750事業所に20万円を給付するほか、ひとり親世帯に子ども1人当たり5万円を給付する。関連経費は4億6千万円で、財源は全額、国の交付金を充てる。[br][br] 主な経済対策は、前年同月比で3割以上かつ20万円以上売り上げが減少した「市感染症対策あんしん飲食店等認定制度」の認定事業所に対する20万円の給付や、同事業所が行う感染症対策経費に対する最大10万円の助成、2千円分のプレミアム付きタクシー券と飲食券の販売など。[br][br] 雇用対策では、新型コロナの影響で解雇された市民50人に再就職支援給付金として10万円を給付するほか、解雇された市民を雇用した事業者に対し、最大で半年間、月5万円の奨励金を給付する。[br][br] 28日に会見した宮下宗一郎市長は「現在、市の経済は底が抜けていると感じる。今回の経済対策で少しでもその底にふたをしていきたい」と述べた。[br][br] 同日の市議会臨時会では、関連経費を盛り込んだ市一般会計補正予算案を原案通り可決した。