酒米交換の限定酒20日発売 八戸酒造など県内3社コラボ

1カ月おきに発売される、酒米交換の清酒飲み比べ3本セット=19日、青森市
1カ月おきに発売される、酒米交換の清酒飲み比べ3本セット=19日、青森市
八戸市の「八戸酒造」(駒井庄三郎社長)、青森市の「西田酒造」(西田司代表)、弘前市の「三浦酒造」(三浦剛史代表)の酒造メーカー3社は20日から、使用する酒米を交換して製造した清酒の飲み比べ3本セットを販売する。八戸酒造の清酒「陸奥八仙」の酒.....
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 八戸市の「八戸酒造」(駒井庄三郎社長)、青森市の「西田酒造」(西田司代表)、弘前市の「三浦酒造」(三浦剛史代表)の酒造メーカー3社は20日から、使用する酒米を交換して製造した清酒の飲み比べ3本セットを販売する。八戸酒造の清酒「陸奥八仙」の酒米「レイメイ」を使ったセットを皮切りに、3カ月連続でリリースする。3社は「コメや蔵の違いを楽しんでほしい」とPRする。[br][br] 3本セットは、昨年始動した3社の合同企画「三ツ友恵(みつどもえ)~あおもり酒米プロジェクト」を通じて誕生した。若年層の酒離れや新型コロナウイルスで需要落ち込みの影響を受ける業界を盛り上げようと、今回限りの企画として行われる。[br][br] 酒米はレイメイのほか、西田酒造の「田酒」で使う「古城錦」、三浦酒造の「豊盃」で使う「豊盃」の3種類。古城錦のセットは5月20日、豊盃のセットは6月20日発売。[br][br] 19日、青森市内で3社の杜氏(とうじ)が会見。八戸酒造の駒井伸介常務は「青森に素晴らしいコメがあることが再認識できた」と述べ、西田酒造の安達香製造部長は「蔵の力を出し切る思いで仕上げた」と充実感を強調。三浦酒造の三浦文仁専務は「おいしい県産食材と合わせて楽しんでほしい」と呼び掛けた。[br][br] 3本はいずれも1本720ミリリットル入りで、価格は6600円(税込み)。5千セット限定で、県内の酒屋24店舗、県外は東京など首都圏を中心に47店舗で販売する。1カ月おきに発売される、酒米交換の清酒飲み比べ3本セット=19日、青森市