インドネシア人実習生3人 日本語試験N2に合格

日本語能力試験N2に合格したイスナ・ダマヤンティさん(前列左)、アリフ・ヌルヒダヤーさん(同左から2人目)、デフィ・マルプアティンさん(同右から2人目)。同右はイダ・スリスティアニンルムさん
日本語能力試験N2に合格したイスナ・ダマヤンティさん(前列左)、アリフ・ヌルヒダヤーさん(同左から2人目)、デフィ・マルプアティンさん(同右から2人目)。同右はイダ・スリスティアニンルムさん
南部町の社会福祉法人恵生会(工藤恵一理事長)の福祉施設に勤務するインドネシア人介護実習生3人が、日本語能力試験の最上級に次ぐ「N2」に合格した。町地域おこし協力隊の武良亜友美さん(32)から日本語の指導を受けて難関を乗り越えた3人は「多くの.....
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 南部町の社会福祉法人恵生会(工藤恵一理事長)の福祉施設に勤務するインドネシア人介護実習生3人が、日本語能力試験の最上級に次ぐ「N2」に合格した。町地域おこし協力隊の武良亜友美さん(32)から日本語の指導を受けて難関を乗り越えた3人は「多くの支援のおかげ」と喜んでいる。[br][br] 試験に合格したのは、特別養護老人ホーム「三戸老人ホーム」に勤めるアリフ・ヌルヒダヤーさん(27)、イスナ・ダマヤンティさん(23)と、「三老デイサービス・ショートステイ八幡のゆ」に勤めるデフィ・マルプアティンさん(22)。八幡のゆ勤務のイダ・スリスティアニンルムさん(29)も受験したが、惜しくも不合格だった。[br][br] 4人とも2018年から勤務し、日常的な場面で使われる日本語をある程度理解できる「N3」を既に取得していた。昨年7月から武良さんの指導を受け、より幅広い知識が問われるN2の試験を12月に受けた。[br][br] 試験内容は言語知識、読解、聴解(リスニング)の3区分。デフィさんは「受験のために、いろいろな支援をしてもらった。インドネシアに戻ったら看護師になりたいので、もっと頑張りたい」と力を込める。[br][br] 12日は町役場に工藤祐直町長を訪ね、工藤理事長と共に合格を報告した。[br][br] 工藤理事長は「武良さんの指導や町国際交流センターの開設など、町の応援態勢整備も結果につながった」と感謝。同席した武良さんは「4人とも真面目に勉強に取り組んでくれた。今後も日本語のレベルアップを支援したい」と述べた。[br][br] 工藤町長は合格を祝福した上で、「センターを活用した交流も推進していきたい」と述べた。日本語能力試験N2に合格したイスナ・ダマヤンティさん(前列左)、アリフ・ヌルヒダヤーさん(同左から2人目)、デフィ・マルプアティンさん(同右から2人目)。同右はイダ・スリスティアニンルムさん