松浦さん(下長中)全国入選/小・中学生障がい福祉ふれあい作文コン

賞状を手にする松浦芽生さん
賞状を手にする松浦芽生さん
第7回全国小・中学生障がい福祉ふれあい作文コンクール(日本知的障害者福祉協会主催)で、八戸市立下長中2年の松浦芽生(めい)さん(14)が入選した。松浦さんは「障害者と健常者が、普通に接することが大切だと感じた」と話している。 同コンクールは.....
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 第7回全国小・中学生障がい福祉ふれあい作文コンクール(日本知的障害者福祉協会主催)で、八戸市立下長中2年の松浦芽生(めい)さん(14)が入選した。松浦さんは「障害者と健常者が、普通に接することが大切だと感じた」と話している。[br][br] 同コンクールは「障がいのある方とふれあって~わたしにとっての障がい福祉~」をテーマに開催。全国から約1500点の応募があった。[br][br] 松浦さんの祖父は2年前、肺の病気になり、酸素ボンベが欠かせない生活になった。周りの人たちの偏見もあり、明るく慕われていた祖父の元気がなくなっていく様子に、松浦さんは「なぜ障害者というだけで距離を置かれるのか」と心を痛めたという。[br][br] それらの経験から「障害のつらさや苦しみをみんなが体験することは難しい」と考え、障害のある人の立場になって行動しようとの決意を作文にまとめた。[br][br] 松浦さんは「障害のある人は少しのサポートが必要なだけで、普通の人と変わらない。境界線がなくなる日が早く来てほしい」と願っている。賞状を手にする松浦芽生さん