八戸市新美術館と子どもの文化語る はっちで小林市長らが意見交換

八戸市新美術館と子どもの文化活動について語る関係者
八戸市新美術館と子どもの文化活動について語る関係者
今秋にグランドオープンを控えた八戸市新美術館の未来と、子どもの文化活動について語るフォーラムが21日、同市の「はっち」で開かれた。小林眞市長や市公民館の柾谷伸夫館長、八戸学院大短期大学部の佐貫巧准教授が、新しい施設を生かして若い感性を育てる.....
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 今秋にグランドオープンを控えた八戸市新美術館の未来と、子どもの文化活動について語るフォーラムが21日、同市の「はっち」で開かれた。小林眞市長や市公民館の柾谷伸夫館長、八戸学院大短期大学部の佐貫巧准教授が、新しい施設を生かして若い感性を育てる重要性に関して意見交換した。[br][br] 同市で子育て支援を行うNPO法人はちのへ未来ネットが主催。子どもたちが音楽や美術などに親しむイベント「国際子どもと舞台芸術・未来フェスティバルin青森」の一環として開催した。[br][br] フォーラムで小林市長は新美術館について「学校教育と連携しながらアートシーンを活発化させていけたら」と話した。市内などで幼児や小学生対象の芸術教室「アートイズ」を開く佐貫准教授は、開館後に新美術館でも活動する。「子どもに接する大人への芸術教育も進めていきたい」と意欲を見せた。[br][br] 子どもたちが文化に触れる大切さについて語り合う場面も。柾谷館長は講師を務める小中学生向け演劇塾で参加者が芝居以外にも自信を付けた経験を紹介した。新潟県出身の絵本作家のサトシンさんもゲストで登場。子育て中にわが子が物語を作って聞かせてくれた思い出などを振り返った。[br][br] 同フェスティバルは27、28日にもはっちで開かれ、クラシック音楽のコンサートや和太鼓の体験を行う。八戸市新美術館と子どもの文化活動について語る関係者