五戸町議会が倉石温泉存続の請願を否決 3月中に継続可否判断へ

五戸町議会は18日の定例会本会議で、同町の倉石温泉の継続に関する請願を否決した。温泉施設は昨年12月からボイラーの故障で休業しており、町は今月中に継続の可否を判断する方針。若宮佳一町長は閉会後の取材に対し、「議会の判断と地域住民の思いを尊重.....
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 五戸町議会は18日の定例会本会議で、同町の倉石温泉の継続に関する請願を否決した。温泉施設は昨年12月からボイラーの故障で休業しており、町は今月中に継続の可否を判断する方針。若宮佳一町長は閉会後の取材に対し、「議会の判断と地域住民の思いを尊重し、慎重に結論を出したい」と述べた。[br][br] 請願は倉石地区連合自治会(岩井敬治会長)が提出し、早急な設備復旧と温泉事業の継続を求めていた。[br][br] 本会議では、民生常任委員会の鈴木隆也委員長が、請願を不採択とした委員会の審査結果を報告。改修工事費や運営費用の増加などで町財政が圧迫されるのではないかとの意見が委員から上がった―など説明した。その後の起立採決の結果、賛成少数で否決された。[br][br] 岩井会長は取材に「残念だとしか言いようがない。倉石地区の他の自治会長と今後の対応を協議したい」と話した。