地域の神楽堂々と 十和田で「洞内ちびっ子神楽発表会」

南部洞内神楽を堂々と舞う子ども
南部洞内神楽を堂々と舞う子ども
十和田市の南部洞内神楽保存会(田中安彦会長)と洞内伝統芸能育成会(芋田剛会長)は14日、同市の洞内和徳館で「洞内ちびっ子神楽発表会」を開き、地域の子どもたちと保存会メンバー計23人が郷土に伝わる舞を堂々と披露した。 同神楽は1980年に市の.....
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 十和田市の南部洞内神楽保存会(田中安彦会長)と洞内伝統芸能育成会(芋田剛会長)は14日、同市の洞内和徳館で「洞内ちびっ子神楽発表会」を開き、地域の子どもたちと保存会メンバー計23人が郷土に伝わる舞を堂々と披露した。[br][br] 同神楽は1980年に市の無形文化財に指定。昨年は新型コロナウイルスの影響で発表の機会を失い、今年1月には4年に一度の「霞廻(かすみまわ)り」を行う予定だったが、断念した。小、中学生に指導する育成会が、練習に励んできた子どもたちのためにと、独自の発表会を企画した。[br][br] 出演者は「二本釼(つるぎ)」「鶏舞」「虎の口」など7演目を行い、関係者と保護者約50人は神楽の勇壮さや躍動感に見入っていた。[br][br] 発表会終了後、育成会を卒業する市立切田中3年の佐々木龍華(りりか)さん(15)へ感謝状が贈られた。佐々木さんは取材に対し、「神楽の好きな所は、楽しみながら習えること。高校生になっても続けたい」と話した。南部洞内神楽を堂々と舞う子ども