特産の菊をピクルスに 赤菊芋と合わせ/青果卸業者(南部町)考案

村井青果が考案した「菊と菊芋のピクルス」
村井青果が考案した「菊と菊芋のピクルス」
南部町の青果卸売業・村井青果(村井武志代表)は地域特産の食用菊「阿房宮」の新たな楽しみ方として「菊と菊芋のピクルス」を考案し、15日から販売している。青森市のWillow,sファーム(立柳直子代表)が生産した赤菊芋を使い、レモンピール入りの.....
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 南部町の青果卸売業・村井青果(村井武志代表)は地域特産の食用菊「阿房宮」の新たな楽しみ方として「菊と菊芋のピクルス」を考案し、15日から販売している。青森市のWillow,sファーム(立柳直子代表)が生産した赤菊芋を使い、レモンピール入りのピクルス液で爽やかな味に仕上げた。村井青果の村井ユリ専務は「お土産としてだけでなく、菊の酢の物に慣れている地元の人にも試してほしい」とPRしている。[br][br] 同社は長年、干し菊を扱い、地域の食文化を発信するためにさまざまな加工品を開発。2015年の「菊じゃむ」から数え、今回が第7弾となる。[br][br] 赤菊芋はシャキシャキした食感が特徴で、水溶性食物繊維「イヌリン」を豊富に含むため健康効果が期待できるという。ピクルス液は「そのまま飲んでもおいしいし、サラダのドレッシングなどにも使える」(村井専務)という。[br][br] 村井専務は「食用菊は地域独自の魅力だが、生産者が減っている。今後も新商品を考えてもり立てていきたい」と力を込めた。[br][br] 140グラム(固形物80グラム)入りで、税込み540円。八戸市の三春屋、八食センター、南部町のチェリウス、バーデハウスのほか、青森市のA―FACTORYなどで販売している。村井青果が考案した「菊と菊芋のピクルス」