【東通村長選】新人の畑中氏が初当選 現職を267票差で破る

初当選を果たし、万歳する畑中稔朗氏(右)とまゆみ夫人=14日午後10時20分ごろ、東通村白糠浜通
初当選を果たし、万歳する畑中稔朗氏(右)とまゆみ夫人=14日午後10時20分ごろ、東通村白糠浜通
任期満了に伴う東通村長選は14日、投票が行われ、即日開票の結果、新人で前村議会事務局長の畑中稔朗氏(58)=無所属=が2077票を獲得、現職で7選を目指した越善靖夫氏(79)=同=を267票差で破り、初当選を果たした。新人で不動産会社社長の.....
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 任期満了に伴う東通村長選は14日、投票が行われ、即日開票の結果、新人で前村議会事務局長の畑中稔朗氏(58)=無所属=が2077票を獲得、現職で7選を目指した越善靖夫氏(79)=同=を267票差で破り、初当選を果たした。新人で不動産会社社長の橋本幸雄氏(80)=同=は、畑中、越善両氏の戦いに埋没した。投票率は76・68%で、2009年の前回を2・44ポイント下回った。[br] [br]3氏とも原発については共生のスタンスで、選挙戦は6期24年にわたる現村政の評価が争点となった。[br][br] 畑中氏は「人口減少など村の課題が何一つ解決されていない」と村政刷新の必要性を強調。友人らと共に草の根選挙を展開したほか、フェイスブックなどを活用して浸透を図り、現村政の批判票の受け皿となった。[br][br] 畑中氏は午後10時半ごろ、同村白糠浜通の事務所で、「村民の声を政策に反映させ、公約を着実に進めていく」と決意を述べた。[br][br] 越善氏は、引き続き原発との共生によるまちづくりを掲げたが、原発再稼働の先行きが不透明な中、有権者の理解を得るのは厳しく、高齢多選も響いた。[br][br] 畑中氏の任期は4月13日から4年間。初当選を果たし、万歳する畑中稔朗氏(右)とまゆみ夫人=14日午後10時20分ごろ、東通村白糠浜通