【新型コロナ】県内新規感染6人で八戸は2人 上十三の事業所でクラスターも

青森県は12日、県内で新たに6人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。症状は調査中の3人を除き軽症。居住地別は八戸市2人、弘前保健所管内3人、関西地方1人。これとは別に、11日までに判明した感染者の関連性が明らかとなり、上十三管内の.....
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 青森県は12日、県内で新たに6人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。症状は調査中の3人を除き軽症。居住地別は八戸市2人、弘前保健所管内3人、関西地方1人。これとは別に、11日までに判明した感染者の関連性が明らかとなり、上十三管内の事業所でクラスター(感染者集団)が発生したと認定した。県内の累計感染者数は844人となった。[br][br] 県によると、クラスターの感染者は従業員9人で、内訳は上十三管内3人、八戸市1人、関東地方5人。関東地方で感染した1人が3月初旬に上十三管内の事業所へ赴き、同僚と会食するなどしたことで感染が広がったとみられる。[br][br] 事業所の規模は約40人で全員にPCR検査を実施して残りは陰性だった。県は「不特定多数に感染させる可能性は低く、感染拡大は限定的」とみている。事業所名は公表していない。[br][br] 八戸市の2人のうち、1人は40代男性で、10日に感染が判明した東北地方への移動歴がある40代男性=同市=の知人。もう1人は50代男性で、11日に感染が分かった市職員の40代男女2人らの知人。[br][br] 弘前管内の50代男性と60代女性は同居している。2人は、クラスターが発生した青森市の飲食店「泰苑」を訪れて感染した県立中央病院の20代女性研修医の知人。このクラスターに関連した感染者は計11人となった。現時点の検査対象者は190人程度で、約160人の検査を終え、11人を除いて陰性だった。[br][br] 弘前管内のもう1人は10代(性別など非公表)で県外の感染者と接触。[br][br] 関西地方の感染者は30代男性。11日に感染が判明した同地方の20代男性の職場関係者で2日に県内へ移動した。[br][br] 一方、青森テレビは12日、50代役員が感染したと発表した。