結婚式、新婚旅行…メモリアルに助成金 三沢市が最大30万円

三沢市は新年度、市民の結婚に伴う幸せな思い出づくりをサポートする「結婚メモリアル助成金事業」を実施する。結婚式や記念撮影、新婚旅行などの費用を最大30万円まで助成する。8日開会の市議会定例会に提出する2021年度一般会計当初予算案に、事業費.....
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 三沢市は新年度、市民の結婚に伴う幸せな思い出づくりをサポートする「結婚メモリアル助成金事業」を実施する。結婚式や記念撮影、新婚旅行などの費用を最大30万円まで助成する。8日開会の市議会定例会に提出する2021年度一般会計当初予算案に、事業費1350万円を計上した。[br][br] 市内の婚姻率アップが狙い。対象は2人とも市内に住所があり、4月1日以降に入籍するカップルで、婚姻日時点で39歳以下、所得合計が400万円未満。[br][br] 費用助成額は市内事業者を利用した場合が最大30万円、市外事業者を利用したり、インターネットで旅行商品などを購入したりした場合は最大15万円となる。[br][br] 申し込んだカップルには、助成金の活用実績を記録した「思い出シート(仮称)」作成の協力を求める。市ホームページなどで公開し、他のカップルらに幸せの“お裾分け”をして、結婚を後押ししたい考え。[br][br] また、結婚して間もない若年夫婦の経済的負担軽減に向け、本年度始めた新居の家賃や引っ越し費用の助成も継続する。[br][br] 市政策調整課の大塚勤光課長は取材に、結婚式出席者の約3割が結婚を意識した―との民間調査の結果を示し、「思い出の公開による波及効果を期待したい。市が支援するので、この事業を結婚という人生の大きな一歩を踏み出すきっかけにしてほしい」と期待を込めた。