青森山田 左右の1年生投手快投

昨秋から4季連続優勝を果たした青森山田。強力な中軸がそろう弘前東相手に、右腕堀田賢慎、左腕平沼海斗の1年生投手2人が快投し、勝利を手繰り寄せた。堀田は「いい投球ができて良かった。自信になった」とはにかんだ。 志願しての登板だった。試合当日の.....
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 昨秋から4季連続優勝を果たした青森山田。強力な中軸がそろう弘前東相手に、右腕堀田賢慎、左腕平沼海斗の1年生投手2人が快投し、勝利を手繰り寄せた。堀田は「いい投球ができて良かった。自信になった」とはにかんだ。  志願しての登板だった。試合当日の朝、グラウンドで体を動かしている投手陣に兜森崇朗監督が「投げたいやつ、いるか」と尋ねた。真っ先に手を上げたのが堀田だった。  起用に応えるように、堀田は五回を無安打の投球。130キロ台後半の直球と「尻上がりに良くなっていった」というカーブで弘前東打線を沈黙させた。  2人目の平沼は、堀田の好投に「投げるのが緊張した」とマウンドへ上がったが、流れを継ぐかのように要所をきっちり抑えて四回1失点と堂々の投球を披露した。好投の要因として「球速の成長が大きいと」兜森監督。入学以来、地道に練習を重ね、堀田は入学から15キロアップの最速137キロ。平沼もこの試合で最速を137キロに更新した。普段の練習で先輩から教えを請うことが多く、堀田は「今日の投球もそのおかげ」と感謝を忘れない。  次は青森王者として臨む東北大会。堀田は「結果は良かったが反省もある。そこを修正して東北制覇を目指したい」と意気込んだ。 [right]2017年秋季県大会・決勝 弘前東 VS 青森山田[/right]