【宮城、福島で震度6】「動脈遮断」に募る不安/航空、バスは臨時便

福島、宮城両県で震度6強を観測した13日の地震の影響で、東北新幹線の全線運転再開に10日前後かかる見通しとなり、東北各地のターミナル駅周辺では15日、首都圏との間を結ぶ「動脈遮断」に不安の声が漏れた。航空、バス会社は臨時便などの対応に当たっ.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 福島、宮城両県で震度6強を観測した13日の地震の影響で、東北新幹線の全線運転再開に10日前後かかる見通しとなり、東北各地のターミナル駅周辺では15日、首都圏との間を結ぶ「動脈遮断」に不安の声が漏れた。航空、バス会社は臨時便などの対応に当たった。[br] 一方、福島県では15日夕から夜遅くにかけて警報級の大雨になる恐れがあり、土砂崩れへの警戒を強めている。[br] JR東日本によると、架線を支える電柱、高架橋に傾きや損傷を確認したため、14日から那須塩原(栃木)―盛岡間で運転を見合わせている。[br] 15日は盛岡―新函館北斗(北海道)間が一部運休、東京―那須塩原間は1時間に1、2本程度運行する。秋田、山形両新幹線は秋田―盛岡間、福島―新庄(山形)間でダイヤを間引く[br]。 日航や全日空は、東北の各空港と羽田や大阪を結ぶ臨時便の運航を決定。一部便では、当初予定より座席数の多い機体を使用する。[br] 日中に福島、仙台両駅と首都圏をつなぐ高速バス20台超の増発を決めたJRバス東北(仙台市)には予約や問い合わせが相次いでいる。同社盛岡支店の担当者は「状況次第でさらなる増便も検討したい」と話した。