陸自八戸所属 対戦車ヘリから部品落下か

陸上自衛隊東北方面総監部広報室は29日、八戸駐屯地に所属する東北方面隊東北方面航空隊の対戦車ヘリコプターから、尾翼の部品の一部がなくなったと発表した。八戸市など4市町の上空を飛行中、経路上に落下した可能性があり、八戸駐屯地が捜索している。同.....
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 陸上自衛隊東北方面総監部広報室は29日、八戸駐屯地に所属する東北方面隊東北方面航空隊の対戦車ヘリコプターから、尾翼の部品の一部がなくなったと発表した。八戸市など4市町の上空を飛行中、経路上に落下した可能性があり、八戸駐屯地が捜索している。同日午後10時現在、被害は確認されていないという。[br][br] 八戸駐屯地広報室によると、ヘリは「AH―1S」という機体で、紛失した部品は垂直尾翼に使われる金具のワッシャー部分。金属製で、大きさは直径13・5ミリ、重量は0・3グラム程度。[br][br] ヘリは同日完了した定期整備後の試験飛行として、午後1時半ごろに八戸駐屯地を離陸。八戸市、六戸町、十和田市、五戸町の上空を飛行し、同2時43分に駐屯地へ戻った。着陸後の点検で部品がなくなっていることに気付いたという。定期整備は機体の別の箇所が対象だったが、操縦士が試験飛行前に部品があったことを確認している。[br][br] 東北方面航空隊長の高岡良一1等陸佐は「関係地域の皆さまにご心配とご迷惑をお掛けし、心よりおわび申し上げる」とのコメントを発表し、部品に関する情報提供を呼び掛けている。