【新型コロナ】医療従事者向けワクチン優先接種 県内67病院で実施へ

新型コロナウイルスのワクチン接種について、青森県は29日、3月から予定する医療従事者向けの優先接種の準備状況を公表した。県が指定した67病院で接種が行われ、ワクチンを保管する超低温冷凍庫は2月末までに15台配備される。 医療従事者への接種は.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 新型コロナウイルスのワクチン接種について、青森県は29日、3月から予定する医療従事者向けの優先接種の準備状況を公表した。県が指定した67病院で接種が行われ、ワクチンを保管する超低温冷凍庫は2月末までに15台配備される。[br][br] 医療従事者への接種は、超低温冷凍庫が配備される基本型接種施設と、基本型接種施設からワクチンを移送し接種を行う連携型接種施設で行われる。[br][br] 県内では、2月下旬から先行して接種が行われる青森労災病院(八戸市)を含む16病院が基本型接種施設、51病院が連携型施設に選定された。いずれの施設も自施設職員への接種のほか、地域の医療従事者への接種も担う。[br][br] 国の試算によると、県内の接種対象者は約3万6千人。1日当たり約5千人の接種を行い、7日間前後で全対象者への接種が終了する日程を想定しているが、ワクチンの配布状況次第で変更する可能性がある。[br][br] 県によると、超低温冷凍庫15台のうち、8台が八戸や十和田など7市に割り振られ、残る7台が県に配備される。市町村の住民接種に対応するため、国は6月末までに全市町村に少なくとも1台を配備する方針で、県全体では120台が配備される見通し。