落札業者、点検業務などもほぼ独占/西目屋村官製談合

西目屋村が発注した除雪用重機購入の指名競争入札を巡り、村長の関和典容疑者(53)が再逮捕された事件で、村は25日、取材に対し、公契約関係競売入札妨害の疑いで逮捕された小山内崇雅容疑者(48)が代表を務める小山内重整備から、除雪用重機を購入す.....
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 西目屋村が発注した除雪用重機購入の指名競争入札を巡り、村長の関和典容疑者(53)が再逮捕された事件で、村は25日、取材に対し、公契約関係競売入札妨害の疑いで逮捕された小山内崇雅容疑者(48)が代表を務める小山内重整備から、除雪用重機を購入するだけでなく、多くの定期点検や修理などを10年以上にわたって依頼していたと明らかにした。[br][br] 村によると、所有する除雪用重機計13台のうち、4、5台は同社から購入していた。点検などの費用は2018年度が約740万円、19年度が約530万円。このうち同社が請け負ったのは全体の約9割に上り、以前から慣例となっていたという。[br][br] 村役場では25日、村議会議員と村の幹部職員が非公開で村長不在の現状について意見を交わした。[br][br] 弁護士を通じ、一連の責任を問う意見書を関容疑者に送る方針を決定。桑田豊昭村議会議長は取材に対し、「非常に厳しい意見が出た。村が混乱している状況をどう考えているのかを問いたい」と話した。[br][br] 弘前署は同日、関容疑者と、小山内容疑者を送検し、本格的な取り調べに入った。