青森県伝統工芸士に7人認定 県南からは稲村さん(八戸市)ら5人

柏木司副知事(前列中央)と写真に収まる伝統工芸士=22日、青森県庁
柏木司副知事(前列中央)と写真に収まる伝統工芸士=22日、青森県庁
青森県は22日、県伝統工芸士に県内の従事者7人を認定した。県南地方からは南部菱(ひし)刺しの山田友子さん(49)=八戸市=、北向春枝さん(73)=おいらせ町=、横井充子さん(56)=八戸市=と八幡馬の高橋利典さん(55)=同=、五戸ばおりの.....
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 青森県は22日、県伝統工芸士に県内の従事者7人を認定した。県南地方からは南部菱(ひし)刺しの山田友子さん(49)=八戸市=、北向春枝さん(73)=おいらせ町=、横井充子さん(56)=八戸市=と八幡馬の高橋利典さん(55)=同=、五戸ばおりの稲村幸男さん(68)=五戸町=の計5人を選んだ。今回で県内の伝統工芸士は計65人となった。[br][br] 山田さんは「南部菱刺研究会」を立ち上げ、普及啓発に尽力。北向さんと横井さんは、地元で教室を開くなどして後継者育成に取り組んでいる。[br][br] 高橋さんは従事して27年を数え、小学校に出向き児童に八幡馬の魅力をPR。稲村さんは材料のい草栽培から工芸品の生産まで一手に担い、積極的に弟子を受け入れている。[br][br] 同日は、県庁で柏木司副知事が出席した6人に認定証を授与。高橋さんは「伝統を継承しながら、しっかり稼げるように工夫していきたい」、横井さんは「青森県はこぎん刺しが有名。菱刺しも負けないように広めていきたい」とそれぞれ意気込みを語った。柏木司副知事(前列中央)と写真に収まる伝統工芸士=22日、青森県庁