【2020歳末点描】櫛引八幡宮ですす払い

今年1年の汚れを落とし、境内を清める神職=15日午後3時ごろ、八戸市の櫛引八幡宮
今年1年の汚れを落とし、境内を清める神職=15日午後3時ごろ、八戸市の櫛引八幡宮
八戸市八幡の櫛引八幡宮(營田稻太郎(つくたとうたろう)宮司)で15日、年末恒例の「すす払い」が行われた。神職たちが、今年1年のほこりや汚れとともに、新型コロナウイルスなど災いを払えるようにという思いを込めて境内を清め、新年を迎える準備を整え.....
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 八戸市八幡の櫛引八幡宮(營田稻太郎(つくたとうたろう)宮司)で15日、年末恒例の「すす払い」が行われた。神職たちが、今年1年のほこりや汚れとともに、新型コロナウイルスなど災いを払えるようにという思いを込めて境内を清め、新年を迎える準備を整えた。[br][br] この日は午後3時過ぎから、白い浄衣(じょうえ)を身にまとった神職5人が、長さ約5メートルの若竹のほうきを使って、拝殿や正門にたまったほこりを隅々まで丁寧に払い落とした。静かに雪が舞う中、竹の葉が擦れるさらさらという音が境内に満ち、辺りは神聖な雰囲気に包まれた。[br][br] 營田宮司は「神様に喜んでもらえるよう、集中して奉仕した。人々が平和に暮らせるよう、願いを聞き遂げてほしい」と話した。[br][br]   ◇    ◇[br] 2020年も残り半月。北奥羽地方の歳末の風景を紹介する。今年1年の汚れを落とし、境内を清める神職=15日午後3時ごろ、八戸市の櫛引八幡宮