中川さん、南部裂織保存会にデーリー東北賞贈呈

賞状を手に晴れやかな表情の中川慧梧さん=15日、都内(左)と、賞状を手に笑顔を見せる南部裂織保存会の小林輝子会長=15日、十和田市
賞状を手に晴れやかな表情の中川慧梧さん=15日、都内(左)と、賞状を手に笑顔を見せる南部裂織保存会の小林輝子会長=15日、十和田市
北奥羽地方の文化や学術、産業、スポーツなどの分野で輝かしい功績のあった個人と団体を表彰する「第49回デーリー東北賞」の贈呈が15日、十和田市と東京都で行われ、受賞者が喜びを胸にさらなる飛躍を誓った。 受賞したのは、第73回全日本アマチュア将.....
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 北奥羽地方の文化や学術、産業、スポーツなどの分野で輝かしい功績のあった個人と団体を表彰する「第49回デーリー東北賞」の贈呈が15日、十和田市と東京都で行われ、受賞者が喜びを胸にさらなる飛躍を誓った。[br][br] 受賞したのは、第73回全日本アマチュア将棋名人戦全国大会で優勝し、令和最初のアマ名人となった中川慧梧さん(28)=東京都在住=と、青森県南地方の伝統工芸「南部裂織」を後世に伝える活動を展開する十和田市の南部裂織保存会(小林輝子会長)。[br][br] 例年、八戸市のデーリー東北新聞社で贈呈式が開かれるが、今年は新型コロナウイルス感染防止のため、受賞者・団体の居住地、拠点で贈呈が行われた。[br][br] この日は、荒瀬潔社長が南部裂織保存会の活動拠点である、十和田市の匠工房「南部裂織の里」を訪れ、小林さんに賞状と副賞を授与。荒瀬社長は「初代会長の菅野暎子さんの決してあきらめない気持ち、挑戦する気持ちを引き継いでいる皆さんなら、きっとコロナの苦境を克服して新たなステージに進むと確信している。今後も地域の文化振興のため、力を結集してほしい」と功績をたたえた。[br][br] 中川さんへの贈呈は、都内のデーリー東北新聞社東京支社で行われ、吉田晃執行役員東京支社長が賞状と副賞を授与。その後、荒瀬社長が電話で中川さんにお祝いを述べ、来年、八戸市で開催予定の「はちのへ将棋まつり」への参加を呼び掛けた。[br][br] デーリー東北賞は1971年創設。受賞者は今回で83個人、47団体となった。賞状を手に晴れやかな表情の中川慧梧さん=15日、都内(左)と、賞状を手に笑顔を見せる南部裂織保存会の小林輝子会長=15日、十和田市