むつで「しもきた学講座」開講 斗南藩の歴史に理解深める

斗南藩の歴史などを紹介する三浦順一郎さん
斗南藩の歴史などを紹介する三浦順一郎さん
むつ下北の歴史、文化、芸術を学ぶ「しもきた学講座」が25日、むつ市の青森明の星短期大下北キャンパスで始まった。初回は市民約25人が受講し、斗南藩の歴史に理解を深めた。 講座は市内の若手経営者らでつくる「むつ下北未来創造協議会」が、地域人材育.....
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 むつ下北の歴史、文化、芸術を学ぶ「しもきた学講座」が25日、むつ市の青森明の星短期大下北キャンパスで始まった。初回は市民約25人が受講し、斗南藩の歴史に理解を深めた。[br][br] 講座は市内の若手経営者らでつくる「むつ下北未来創造協議会」が、地域人材育成事業として開催。同日は郷土史研究家の三浦順一郎さんが「斗南藩を知ろう」と題して講演した。[br][br] 三浦さんは、明治初期の戊辰戦争で敗れた会津藩が斗南藩として再興し、藩士たちが下北地域などに移住してきた歴史や、ゆかりの人物を紹介。斗南藩は廃藩置県で2年足らずで消滅するが、この地に残った藩士たちが青森県内各地の首長や小学校教諭となり、政治や教育振興に貢献したことなどを説明した。[br][br] 三浦さんは「歴史から人間の生き方を学ぶことができる。会津・斗南藩士に功績を残した人がたくさんいる。まだまだ調べなければならない」などと熱っぽく語っていた。斗南藩の歴史などを紹介する三浦順一郎さん