【新型コロナ】八戸市長、2カ所のクラスター感染経路の見方示す

八戸市内2カ所の福祉施設で発生した新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)を巡り、小林眞市長は20日、感染経路について「(最初にクラスターが発生した)通所型介護施設の外部でウイルスに感染した施設の利用者から、別の施設利用者に広がった」と.....
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 八戸市内2カ所の福祉施設で発生した新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)を巡り、小林眞市長は20日、感染経路について「(最初にクラスターが発生した)通所型介護施設の外部でウイルスに感染した施設の利用者から、別の施設利用者に広がった」との見方を明らかにした。[br][br] 小林市長は同日の定例会見で、県感染症対策コーディネーターの加來浩器・防衛医科大防衛医学研究センター教授の見解を説明。[br][br] 通所型施設での感染経路について「発端は、施設の外でウイルスに感染した利用者がおり、施設内での食事やレクリエーション活動の場で他の利用者にも感染したと推察される」とした。ただ、「最初の感染者への感染経路は不明」と述べた。[br][br] 一方、同じくクラスターが発生した市内の入居型施設での感染経路に関しては、通所型施設と入居型施設の両方を利用していた人がいたことから、そこから感染が広がった―との見解を示した。[br][br] 市によると、2施設で感染が確認された計18人のうち、現在、入院しているのは5人。4人が無症状または軽症で、中等症が1人だという。