【新型コロナ】岩手で新たに13人感染/新たな飲食店クラスター発生、医師や県職員も利用

岩手県などは13日、県内の医療従事者6人を含む13人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新たに盛岡市大通2丁目の飲食店「ヌッフ・デュ・パプ」でクラスター(感染者集団)が発生し、医療従事者6人と、11、12日に感染が確認された久慈市.....
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 岩手県などは13日、県内の医療従事者6人を含む13人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新たに盛岡市大通2丁目の飲食店「ヌッフ・デュ・パプ」でクラスター(感染者集団)が発生し、医療従事者6人と、11、12日に感染が確認された久慈市の20代男性公務員ら4人が同店を利用していたことが判明した。利用客は1日100人ほどおり、大規模クラスターにつながる可能性も出てきた。県内感染確認は計64人。[br] 県などによると、医療従事者6人のうち医師は5人。勤務先と内訳は、岩手医科大付属病院が、盛岡市と矢巾町在住の20~50代の男女3人、盛岡赤十字病院が同市在住の40代男性、県立宮古病院が宮古市在住の20代男性。残りの1人は盛岡市に住む岩手医科大付属病院の職員の30代女性。 6人は7日に店を訪れ、総勢約20人のグループで会食した。6人の勤務先の3病院は、関係する医療従事者や患者の検査をそれぞれ進めており、「現時点で院内感染は確認されていない」としている。[br] 一方、12日までに感染が確認された、久慈市に住む県北広域振興局水産部職員の20代男性ら4人も、7日に同じ店を利用していた。医師らのグループと別々に会食していたことなどから、県や盛岡市は「店で感染が広がった」と判断した。[br] 県は久慈の男性関連で感染が判明した3人も県職員だったとして、所属を公表。うち2人はいずれも久慈市在住で県北広域振興局農政部職員の20代男女。もう1人は滝沢市の県農林水産部職員20代女性。[br] 盛岡市は、店の利用者を特定できない恐れがあるとして店名を公表。10月24日~11月11日の利用者に対し、保健所への相談を呼び掛けている。[br] 13日はこのほか、店の従業員で盛岡市の男性2人、同市の飲食店「海鮮季節料理おおいし」のクラスター関連で同市の男女3人、久慈の県職員関連で大船渡市の男性公務員、これらと別に盛岡市の50代自営業男性の計7人について、感染が確認された。