サバ今季最多1123トン水揚げ/八戸港

入札を前にサバの大きさなどをチェックする仲買人ら=13日、八戸市第1魚市場
入札を前にサバの大きさなどをチェックする仲買人ら=13日、八戸市第1魚市場
盛漁期を迎えた八戸港で13日、大中型巻き網船団の運搬船33隻が今季最多となるサバ1123トンを水揚げした。三陸沖は現在、八戸近海が主要な漁場となっており、港内は運搬船がひっきりなしに往来し、ハマは活況を呈した。 船団は12日夜から13日未明.....
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 盛漁期を迎えた八戸港で13日、大中型巻き網船団の運搬船33隻が今季最多となるサバ1123トンを水揚げした。三陸沖は現在、八戸近海が主要な漁場となっており、港内は運搬船がひっきりなしに往来し、ハマは活況を呈した。[br][br] 船団は12日夜から13日未明にかけ、八戸前沖を中心に八木沖から六ケ所沖までの海域で操業。[br][br] 市場関係者によると、サバは前日と同じく200~300グラムが主体。入札の結果、10キロ当たり1109~600円で取引された。海域によって大きさに差が出たといい、仲買人や加工業者は「サイズの割には高値」と漏らす。[br][br] 魚体に応じて鮮魚や加工品、魚の餌、輸出用として流通し、一部は冷凍にも回る。全体ではある程度数量がまとまったものの、ある船関係者は「1隻当たりの漁獲量としては満足できない」と語った。[br][br] 市第3魚市場荷さばき施設A棟では42トンの水揚げ作業が行われ、10キロ当たり788~629円の値が付いた。[br][br] 三陸沖のサバ漁は今月後半から、漁場が岩手方面に南下する見込みだという。入札を前にサバの大きさなどをチェックする仲買人ら=13日、八戸市第1魚市場