栄養成分表示方法、食品加工関係者ら学ぶ/六戸

データベースの数値をもとに栄養成分を計算する参加者=16日、六戸町の農産物加工研究所
データベースの数値をもとに栄養成分を計算する参加者=16日、六戸町の農産物加工研究所
今年4月から加工食品の栄養成分表示が義務化されたことを受け、六戸町の青森県産業技術センター農産物加工研究所(中村靖人所長)は16日、食品加工関係の企業や団体、市町村関係者らを対象とした研修会を開催した。約20人が参加し、食品成分表を用いた栄.....
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 今年4月から加工食品の栄養成分表示が義務化されたことを受け、六戸町の青森県産業技術センター農産物加工研究所(中村靖人所長)は16日、食品加工関係の企業や団体、市町村関係者らを対象とした研修会を開催した。約20人が参加し、食品成分表を用いた栄養計算方法などを学んだ。[br][br] 栄養成分表示が義務化したのは、一般向けに販売する加工食品や添加物。業務用や、生鮮食品全般は任意で、熱量やタンパク質、食塩相当量などを規定に従って表示する。[br][br] 研修では、上北地域県民局健康増進課の舩渡めぐみ主査が講師を務め、新たなルールなどを説明。分析機関で栄養成分を調べてもらうだけでなく、公的なデータベースから表示値を求めることもできるとして、栄養計算の手順を解説した。[br][br] 受講者は、カボチャ入りドーナツのレシピを例に、電卓を使って栄養計算に挑戦し、1個当たりの栄養成分を求めていた。[br][br] 調味みそなどの加工食品を手掛ける「ふろむ三沢」の内山祐子代表は「これまで公的施設で成分分析してもらい表示していた。自分で計算できると分かり安心した」と話した。データベースの数値をもとに栄養成分を計算する参加者=16日、六戸町の農産物加工研究所