11月3日を「是川縄文の日」に設定/是川縄文館

11月は縄文に親しんで―。八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館(工藤朗館長)は30日、毎年11月3日を「是川縄文の日」、11月を「是川縄文普及月間」に設定することを明らかにした。記念日を設けることで市民に遺跡の価値や魅力を知ってもらうことが目.....
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 11月は縄文に親しんで―。八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館(工藤朗館長)は30日、毎年11月3日を「是川縄文の日」、11月を「是川縄文普及月間」に設定することを明らかにした。記念日を設けることで市民に遺跡の価値や魅力を知ってもらうことが目的で、同館は「記念日をきっかけに縄文について広く学んでほしい」とPRしている。[br][br] この日の市教委定例会で報告した。是川遺跡は1920(大正9)年11月に最初の発掘が行われ、今年が発掘100年の節目。毎年11月1~7日が文化庁の「文化財保護強調週間」であることや、他イベントとの相乗効果が期待できることなどから、「文化の日」である3日を「是川縄文の日」とした。[br][br] 同遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」が最短で2021年にも世界遺産登録される可能性があり、同館は記念日設定を契機に登録へ向けた市民の機運を高めていきたい考えだ。[br][br] 同館では、是川縄文の日に館内を無料開放するほか、10月10日からは秋季企画展「白神山地の縄文」を開催するなど多彩な催しを企画している。