【決勝・八戸西―八学光星】八西 投手陣崩れ大敗 連投の福島8失点力尽く

【八戸西-八学光星】2度登板し、計6安打で無念の大量失点を喫した八戸西の福島蓮=はるか夢
【八戸西-八学光星】2度登板し、計6安打で無念の大量失点を喫した八戸西の福島蓮=はるか夢
決勝進出の原動力だった八戸西の188センチエース福島蓮がついに力尽きた。再登板を含めて4回1/3で8失点。三回には1イニング2本塁打を浴びて、主導権を渡した。「直球でカウントを取れなかった。制球が定まらなかった」と肩を落とした。 今大会5試.....
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 決勝進出の原動力だった八戸西の188センチエース福島蓮がついに力尽きた。再登板を含めて4回1/3で8失点。三回には1イニング2本塁打を浴びて、主導権を渡した。「直球でカウントを取れなかった。制球が定まらなかった」と肩を落とした。[br] 今大会5試合目、2試合連続の先発マウンドだったが「疲労は感じていなかった。状態は悪くなかった」。だが、最速143キロを誇る直球には立ち上がりからいつもの球威はなく、変化球も完全に見極められた。甘いコースは次々と痛打された。[br] 四回に再びマウンドに上がった後も「もう一回チャンスをもらったので必ず抑えてやろうと思っていた」と福島。だが、勢い付いた百戦錬磨の八学光星打線は止められなかった。小川貴史監督は「福島を信じていたが、もっと早くに継投すべきだった」と采配ミスを悔やんだ。[br] もっとも、青森第2代表として挑む東北大会でセンバツにつながる結果を残すためには、「背番号1」の存在が欠かせない。「先発として試合の流れをつくり、エースの役割を果たす」。福島の表情に並々ならぬ決意がにじんだ。【八戸西-八学光星】2度登板し、計6安打で無念の大量失点を喫した八戸西の福島蓮=はるか夢