学生の県内就職、定着目指す 県内13大学・短大で協議会設立

学生の県内定着に向けた取り組みについて話し合われた、青森創生人財育成・定着推進協議会=15日、青森市
学生の県内定着に向けた取り組みについて話し合われた、青森創生人財育成・定着推進協議会=15日、青森市
青森県内の大学や短大など13校は15日、「青森創生人財育成・定着推進協議会」を設立した。学生の県内就職に向けた取り組みについて意見交換したり、自治体や企業、大学関係者らによる産学官情報交換会を開いたりして、県内定着につなげる。 県内では20.....
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 青森県内の大学や短大など13校は15日、「青森創生人財育成・定着推進協議会」を設立した。学生の県内就職に向けた取り組みについて意見交換したり、自治体や企業、大学関係者らによる産学官情報交換会を開いたりして、県内定着につなげる。[br] 県内では2015年~19度の5年間、文部科学省の「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業」として、高等教育機関や自治体が連携し、地域の課題を解決できる“人財”の育成や県内定着に取り組んだ。事業終了後も取り組みを継続するため、事業に参加した10高等教育機関に青森公立大など3校を加え、新たに協議会を立ち上げた。[br] 協議会では八戸、むつ、青森、弘前の計4ブロックで大学や短大を中心に、地元の企業見学会やインターンシップを実施。県内就職率や県内就職者数など4点を共通指針として学生の県内定着状況を共有する。[br] 初会合には、構成校の学長ら13人が出席。会長には福田眞作弘前大学長が就任した。今後の取り組みに対し、出席者からは「関東で就職したが県内企業に転職したいという学生も多い。帰ってきたいという人をサポートする体制も必要だ」といった意見が出された。[br] 今後も年に1~2回会合を開き、情報を共有する。学生の県内定着に向けた取り組みについて話し合われた、青森創生人財育成・定着推進協議会=15日、青森市