東京のIT企業「オノフ」が事務所開設へ/八戸市などと基本協定

協定を交わした(右から)小林眞市長、安宅正晴社長、下井田幸喜次長=25日、八戸市庁
協定を交わした(右から)小林眞市長、安宅正晴社長、下井田幸喜次長=25日、八戸市庁
青森県と八戸市は25日、マーケティングリサーチなどを手掛ける「オノフ」(東京、安宅正晴社長)と事務所開設に関する基本協定を締結した。10月1日に同市十三日町のヴィアノヴァ内に「八戸Labo(ラボ)」を開設し、2025年までに地元から10人を.....
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 青森県と八戸市は25日、マーケティングリサーチなどを手掛ける「オノフ」(東京、安宅正晴社長)と事務所開設に関する基本協定を締結した。10月1日に同市十三日町のヴィアノヴァ内に「八戸Labo(ラボ)」を開設し、2025年までに地元から10人を雇用する計画。[br] 同社は00年創業のIT企業で、マーケティングリサーチやウェブ制作、広告企画運用などを手掛ける。直近の売上高は9億1600万円(19年12月期)。今年6月には市内にも拠点を持つIT企業「アダプティブ」(東京、八木学社長)からリサーチ事業を引き継ぎ、業務を拡大している。[br] 同市の事業所では、マーケティング調査を主軸に行うほか、県内の大学と連携した共同研究を通じてIT系人材の育成にも取り組む考えだ。[br] 市庁で行われた調印式には小林眞市長と安宅社長、県商工労働部の下井田幸喜次長が出席。安宅社長は「日本のGDP(国内総生産)にインパクトを与えたい。(最終的な雇用人数は)10人と言わず、100人を目指していく」と意欲を示した。小林市長は「新型コロナウイルスで影響が出ている中、八戸地域の社会経済活動の回復に向けた大きな一歩」と同社の進出を歓迎した。協定を交わした(右から)小林眞市長、安宅正晴社長、下井田幸喜次長=25日、八戸市庁