基礎知識学ぶ 奥入瀬渓流のガイド養成講座/英語、中国語コースも

ガイドの基礎知識などを説明する川村祐一事務局長(右奥)
ガイドの基礎知識などを説明する川村祐一事務局長(右奥)
奥入瀬渓流の魅力を伝える、本年度のガイド養成講座が2日、十和田市の市民交流プラザ「トワーレ」で開講した。近年増加する外国人観光客の対応を考え、英語と中国語でも案内できるガイドの育成を目指す。初回は同市や三沢市、青森市などから32人が受講し、.....
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 奥入瀬渓流の魅力を伝える、本年度のガイド養成講座が2日、十和田市の市民交流プラザ「トワーレ」で開講した。近年増加する外国人観光客の対応を考え、英語と中国語でも案内できるガイドの育成を目指す。初回は同市や三沢市、青森市などから32人が受講し、ガイドとしての姿勢や奥入瀬渓流の成り立ちなどを学んだ。[br] 講座は、青森県上北地域県民局と十和田奥入瀬観光機構の共催で、同市のNPO法人奥入瀬自然観光資源研究会が委託を受けている。日本語は計9回、英語・中国語は計11回の講座を11月まで開く。奥入瀬渓流内でも人気のある、石ケ戸から雲井の滝までのガイド技術の習得を目標としている。[br] 初回は座学で、同研究会の川村祐一事務局長が講師を務め、「(観光客が)ガイドを通じて自然への関心を持ち、奥入瀬渓流のリピーターになってもらうことが大切」と強調。ガイドの役割に加え、奥入瀬渓流の歴史、渓流周辺に生息する生物について解説した。[br] 上北地域県民局の担当者によると、ガイドの高齢化で後継者が不足しているといい、「コロナ禍の中でも、収束後に訪れるであろう人たちを迎える観光の下地を作らなくてはいけない」と述べた。ガイドの基礎知識などを説明する川村祐一事務局長(右奥)