【新型コロナ】観光事業者対象に感染対策セミナー/青森県

新型コロナウイルスの感染防止策の説明を受ける観光事業者ら=27日、青森市
新型コロナウイルスの感染防止策の説明を受ける観光事業者ら=27日、青森市
国の観光支援事業「Go To トラベル」の開始による観光客の増加を見据え、青森県は27日、青森市で観光事業者を対象に、新型コロナウイルス感染防止対策セミナーを開催した。同市や十和田市などの宿泊、観光施設や交通関係者51人が参加。県側は業界団.....
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 国の観光支援事業「Go To トラベル」の開始による観光客の増加を見据え、青森県は27日、青森市で観光事業者を対象に、新型コロナウイルス感染防止対策セミナーを開催した。同市や十和田市などの宿泊、観光施設や交通関係者51人が参加。県側は業界団体のガイドラインや各事業者の取り組み事例を紹介し、対策の徹底を呼び掛けた。[br] 国の事業は22日からスタートしたが、感染流行地域から地方への移動が活発化し、感染拡大を懸念する声がある。[br] 県の担当者は大浴場や食事会場での注意点について、業界団体がまとめたガイドラインを説明。八戸パークホテルが導入した体温測定用のサーマルカメラや、総合リゾート運営会社の星野リゾート(長野県)が実施している温泉の混雑状況を利用者が把握できる仕組みなどを報告した。[br] 参加者からは感染が疑われる利用者への対応について質問があり、青森県感染症疫学コーディネーターの大西基喜医師は「入館時の体温チェックはあくまでも目安。総合的に体調を考慮して判断すべきだ」と助言。「感染が確認された場合、消毒は接触部分を入念にやる必要がある」と述べた。[br] アルファホテル青森の外﨑拓支配人は取材に、「対策とサービスの両立が難しい。必要な対策を見極めて対応していく」と話した。[br] セミナーは、28日午前10時半からむつ市のまさかりプラザ、同午後3時からは八戸市のユートリーでも開かれる。新型コロナウイルスの感染防止策の説明を受ける観光事業者ら=27日、青森市