【新型コロナ】20代女性の接触者の追跡調査終了/青森市

青森市は22日、同市で新型コロナウイルス感染を確認した派遣型風俗店に勤務する20代接客業女性=茨城県在住=の濃厚接触者で、連絡が取れなかった利用客12人の追跡調査を終了すると発表した。女性が最後に接客した8日から2週間が経過し、新規感染が発.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 青森市は22日、同市で新型コロナウイルス感染を確認した派遣型風俗店に勤務する20代接客業女性=茨城県在住=の濃厚接触者で、連絡が取れなかった利用客12人の追跡調査を終了すると発表した。女性が最後に接客した8日から2週間が経過し、新規感染が発生してないことを踏まえ、専門家は「市中に感染が広がる可能性は極めて低い」との認識を示した。[br] 女性の濃厚接触者28人を巡っては、利用者の20代男性警察官の感染が判明したが、ほかの利用者9人、女性の同僚3人の計12人がPCR検査を実施して全て陰性だった。検査を拒否し、健康観察に応じた3人も体調の変化はないという。[br] いまだ利用客12人と連絡が取れないが、22日会見した小野寺晃彦市長は「女性が最後に勤務した日から2週間が経過し、新たな発症例がないことから女性に関連した感染リスクはないと考える」と強調した。[br] 会見に同席した青森県感染症疫学コーディネーターの大西基喜医師は「この2週間は健康観察と同じ意味を持っている。追跡調査を終了するのは妥当な判断」と説明した。[br] 一方、感染した60代男性開業医が診察した受診患者235人について、体調不良なし218人、検査で陰性が17人で、23日午前で健康観察を終了する。