29歳男性と祖父の病気苦か/十和田無理心中

18日に十和田市深持の自宅で農業男性(29)が殺害され、市内の山中で父親=60代=と祖父=80代=が死亡していた事件で、父親が、男性の病気と祖父の認知症を苦に無理心中を図った可能性が高いことが20日、捜査関係者への取材で分かった。 これまで.....
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18日に十和田市深持の自宅で農業男性(29)が殺害され、市内の山中で父親=60代=と祖父=80代=が死亡していた事件で、父親が、男性の病気と祖父の認知症を苦に無理心中を図った可能性が高いことが20日、捜査関係者への取材で分かった。[br] これまでの調べでは、18日午前、自宅のベッドの上で死亡している男性が見つかった。同日午後には同市法量の湯ノ台高原休憩舎の裏側で、祖父はあおむけで倒れ、父親が首をつった状態で、それぞれ死んでいるのが見つかった。遺書は見つかっていない。[br] 男性の死因は、首を絞められたことによる窒息死と分かっている。[br] 十和田署は20日、残る2人の司法解剖を行い、父親は首をつったことによる窒息死、祖父は首を圧迫されたことによる窒息死と判明。祖父は首に線状の跡があったが、ひも状のもので絞められたか、手による圧迫かは分かっていない。[br] 同署は今後、被疑者死亡のまま、父親を殺人容疑で書類送検する方針。